平成27年3月6日、日本弁護士連合会において裁判所支部問題全国担当者交流会が開催されました(写真)。
県西支部からは支部長のほか横浜弁護士会の地域司法計画委員会委員でもある支部会員2名が参加しました。
現在、横浜地方裁判所小田原支部では労働審判が実施されていません。そのため、県西地域の住民が労働問題を解決するために労働審判を利用したいと考えたときは、横浜市中区にある横浜地方裁判所(本庁)まで行かなければなりません。
そこで、県西支部では、平成25年の支部総会において、横浜地裁小田原支部において労働審判を実施することを求める決議をしています。そして、この決議は、横浜弁護士会を通して、日弁連にも報告されています。
今回の交流会では、日弁連が、最高裁判所に対して、労働審判の実施を求める全国の裁判所支部のうち特に重視している29支部を提示したことが紹介されました。この29支部には、横浜地裁小田原支部も含まれています。
県西支部では、今後とも、県西地域の住民が身近な裁判所で労働審判を利用することができるように、継続的な取り組みをしていきます。