神奈川県弁護士会法律相談センターが、設立30周年記念事業として神奈川県内で、相続をテーマとする無料のセミナーと相談会を企画し、小田原でも、平成28年6月4日(土)、小田原駅前のUMECOにて開催されました。
セミナー講師は、中川裕貴子弁護士が務め、法律相談会は、赤沼洋弁護士、伊奈誠司弁護士、岡安知巳弁護士、佐藤光輝弁護士、鈴木裕弁護士、古谷泰宏弁護士が担当しました。今回は、事前に十分なご案内ができませんでしたが、それでも当日は、セミナーに13名、法律相談には5名の方々に足を運んでいただきました。
セミナーは、「今日から始める我が家の争族対策」というテーマで、和やかな雰囲気の中、小田原金次郎さんの相続をめぐって子供たちがもめているという架空の事例を使って、遺産を前にもめている3人の子供たちの言い分と亡くなった金次郎さんの思いを聴くところから始まりました。参加した皆さんは、家族でもめるという事実に驚き、遺産の内容次第でもめやすくなるという話や遺言書を使った相続対策の有用性について、熱心に耳を傾けていました。
そして、セミナー後に開催された相談会では、将来の相続対策について相談する方が多く見られ、皆、熱心に相談をされていました。
法律相談センター小田原では、第1、第3火曜日が相続に関する専門相談日となっています。また、「遺言・相続お悩みダイヤル」(045-211-7719)では、月曜日から金曜日、20分間無料での電話相談を実施しています。
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