平成29年3月22日、『おだわら市民交流センターUMECO』において、滋賀弁護士会の野田隼人弁護士を講師にお招きし、「弁護士業務のためのIT利用研修」を開催しました。本研修には、県西支部会員から総勢約40名が参加しました。
翻訳、囲碁など多分野で人間とAI(Artificial Intelligence,「人工知能」と訳されることが多いです。)の対決が行われたり、病院での初期問診にAIが導入されたり等、近年のAIの急速な進化を背景に、「今後弁護士業務もAIに代替されてしまう可能性はないのか?」、そんな問題提起から始まった本研修に、参加した会員はどんどん引き込まれていきました。
野田弁護士からは、業務においてパソコンをどのように利用・活用していくべきか、個人・事務所単位でのITを最適化するためにどうすればよいか、具体的な方策とともに講演していただきました。特に、野田弁護士が運営されている変換ソフトは、業務効率化のため、参加した会員の誰もが利用したいと考えるものだったと思います。
本研修は、参加したそれぞれの会員が、自身の日頃の業務方法を見つめ直すきっかけにもなるものであり、大変意義深いものとなりました。
県西支部の弁護士にご相談をいただく皆様に、より良い法的サービスを提供できるようにすべく、それぞれの会員が最適な方法でITを活用していきたいと思います。