平成30年11月16日午後5時から午後7時まで、鴨宮駅近くの会場で、土地家屋調査士会と弁護士会の合同研修会が行われました。
この研修会は、平成28年から続いていて県西部から多数の参加者があり、今回も、土地家屋調査士と弁護士、各々20名程度の参加がありました。
研修会では、両者の業務の相互理解の観点から、①土地家屋調査士の権限(測量士との違い等)、②弁護士費用(法テラスの紹介を含む)について、また、両者の協働の観点から、③家屋の災害認定、④相続財産管理人・不在者財産管理人の選任及び権限について、講師が説明し、活発な質疑応答がなされました。
特に、昨今、日本各地で地震災害や土砂災害が頻発していることから、山間部が多くを占めている県西地域においては、被災者の被災後の生活に大きな影響を及ぼす家屋の全壊・半壊の認定手続が円滑に行われることは重要であると共通認識を得ました。
今後も、日頃から両者が顔の見える存在であり続けるため、年1回程度、継続して合同研修会を実施していく予定です。