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県西支部会員の活動

防災訓練を実施しました

 令和3年6月30日に、県西支部会館において防災訓練を実施しました。
 神奈川県弁護士会では、毎年、各支部会館で防災訓練を実施し、支部会館の利用者の安全を確保しながら避難できるようシミュレーションを行っています。今年の県西支部会館での訓練は、支部職員と支部幹事が参加して実施しました。

 訓練では、関東地方を震源とする地震が発生したと想定し、地震発生から避難までの手順を確認しました。まず、初めて訓練に参加して戸惑う支部幹事に対し、毎年訓練に参加している支部職員から安全確保の指示がされ、各自机の下に身を隠すなどの安全確保の行動を確認しました。次に、市民の方が法律相談のために在館していることを想定した避難誘導がなされ、避難経路や避難姿勢を確認しながら、参加者全員が無事に支部会館から避難することが出来ました。

(誘導に従い避難する支部幹事及び支部職員)

 続いて、支部会館があるビル内で火災が発生したという想定で、初期消火や避難誘導の手順を確認しました。火災訓練でも支部の職員が役割分担をして、初期消火・情報伝達・避難誘導等が行われました。

 訓練の際には、支部会館に備えられている防災用品の点検も行いました。支部会館には、食料、飲料水、寝袋や非常用電源など、支部会館で数日間寝泊まりする事態を想定した防災用品のほか、津波が発生した場合を想定して、救命胴衣なども備えられています。倉庫から防災用品を取り出して、期限切れの食料品や不足している物が無いかを確認し、非常用電源の充電も行いました。

(支部会館に備えられている防災用品)

 訓練に参加するまでは、「支部会館で被災する」という想定をしたことがなかったため、訓練でも、どのように行動すれば良いかが分からずにとても戸惑いました。今回訓練に参加したことで、「万が一、支部会館で被災をしても、訓練で確認した通りに行動すればよい。」という安心感が得られ、日頃から様々な場面で「今、災害が起きたらどうするか。」を想定しておくだけでも、いざというときの行動が変わるのではないかと感じました。

 県西支部では、今後も、定期的に防災訓練を実施して、支部職員や支部会員の防災意識を高め、不測の事態に備えて参ります。

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