執筆者 : 常磐 重雄
私の趣味はゴルフです。
弁護士はデスクワークが多く運動不足になりがちなので、ストレス発散と健康管理のためゴルフをしています。
修習時代に和光の近くの朝霞パブリックというゴルフ場で修習同期とゴルフコースデビューを飾ってから、早20年近くが経とうとしております。
20年やっても自己ベストは81、平均スコアは90前後であり、なかなか70台がでません。
ゴルフは奥が深いです・・。
神奈川県弁護士会には、法曹ゴルフと小田原法曹ゴルフという二つのゴルフ同好会があります。いずれもゴルフ大好きな弁護士が加入しており、法曹ゴルフは年12回の月例のコンペ、小田原法曹ゴルフは、年4回のコンペがあり、すべてに参加するとそれだけで年間16回のゴルフになります。それ以外にも顧問先のコンペに呼ばれたり、町内会のコンペに参加したり、高校・大学の友人とラウンドしたりなど、ゴルフの誘いをホイホイ受けております。そうしていると、年間50回くらいはラウンドする羽目になります。そのため、勤務弁護士達からは「うちのボスはいつもゴルフ場にいます!」などと揶揄されてしまう始末ですが、大好きな趣味はなかなか辞められません。
ゴルフの魅力を一言で伝えるのは難しいのですが、まず、ゴルフ場は自然豊かで綺麗なため大変な癒し効果があります。大厚木カントリークラブでは鹿や猪とよく遭遇します。磯子カントリーではリスもいます。北海道では狐に遭遇したこともあります。
また、友人が多くできます。一日ラウンドすると初対面の人でもかなり仲良くなります。友人が多くできるとゴルフにまた誘われるという好循環(勤務弁護士からすると悪循環)が生まれます。
また、ゴルフ自体が難しいゆえに、上手くいったときの気分が最高です。本当に微妙なことで、ナイスショットが出たり、ミスパットが出たりします。自然を相手に戦いますので、状況も変化に富みます。ですので、いつまで経っても飽きません。
もし、ゴルフが簡単だったら、こんなに続いていないと思います。
良くゴルフはメンタルのスポーツだといわれますが、そのとおりだと思います。
そこで、最後にゴルフを始めるに際してお薦めの本を紹介したいと思います。
これは前人未到の日本アマ4勝という偉業を成し遂げた故中部銀次郎というトップアマのゴルフに関する考え方を漫画化したものです。ゴルフの技術的なことは一切書いてありません。ゴルフに対する考え方しか書いてありません。
こういうと、「役に立たなそうだ。」と思うかもしれませんが、ところがどっこいです。
この本がどのくらい面白いかというと、前泊してのゴルフで、相部屋の人にこの本(全3巻)を貸したところ、消灯後、翌日ゴルフにもかかわらず、トイレにこもって朝まで読み続けていたほどです。
内容を一つ紹介します。
中部銀次郎は、「過去自分がしたホールインワンはすべてミスショットだ。」と言いきります。
質問者が頭に??を浮かべると、中部銀次郎はパー3では常にグリーンセンターをねらって打っており、そこを外れた結果がホールインワンだというのです。中部銀次郎クラスであってもグリーンのはじに切ってあるピンを狙って打っていないにも関らず、我々の何と浅ましいことか・・・。
中部銀次郎の逸話を話し出すとキリがないので、この辺りにしますが、少しゴルフをやるようになったら是非読んでください。そして、是非、私と中部銀次郎について、一晩中語り明かしましょう(笑)。
弁護士名 | 常磐 重雄 |
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