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県西支部の活動

司法書士会と合同懇談会を実施しました

 平成31年1月25日、おだわら市民交流センターUMECOにおいて、神奈川県司法書士会小田原支部、同厚木支部と神奈川県弁護士会県西支部とで、各会員約50名が出席して、合同懇談会を実施しました。司法書士会との共同での催しは、今年で3年目になります。

 前回は、パネルディスカッション形式で事例検討会を行いましたが、今年は、司法書士会・弁護士会の双方が「相手の仕事のここが知りたい」という質問を出し合い、テーマを絞って担当者が解説する形式となりました。

 司法書士会からは、DV案件における所有権移転登記手続きの前提としての住所変更登記の省略が可能であって、いわゆるDV支援措置の手続きが取られている場合には、住所変更登記を省略して所有権移転登記ができたり、被支援措置者が登記権利者であれば、前住所等で登記することができたりといった弁護士実務にも直結する登記方法の解説がありました。

 これに対し、弁護士会からは、遺産分割調停の手続きの流れをロールプレイング形式で経験していただくべく、弁護士が、それぞれ申立人役、相手方役、調停委員役に扮して、それぞれの立場で発言し、遺産分割調停の初回期日までの実際の展開をストーリー仕立てで見ていただきました。傍聴ができる一般の民事事件とは異なり、関係者のみで進められる家事調停がどのように進むのかは、外部からはわかりづらいものですが、県西支部の弁護士の怪演で、司法書士の先生方の理解も深まったようでした。

 神奈川県弁護士会県西支部としては、地域の皆様に一層充実した法的サービスを提供するために、今後も司法書士会とのこうした催しを継続し、他士業との連携を図っていく所存です。

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